2009年6月24日水曜日

女は写真機にも嫉妬する

写真は、おもしろい。

私がはじめて写真機を手にしたのは、25歳のときだ。親父の形見のキャノンEFだった。
今でも覚えている。はじめてファインダーを覗き、シャッターを押したとき、自分のなかで「カシャン」とスイッチが入るのを感じた。自分に向いている・・・と直観した。現実という私の人生最大の敵に対する、強力な武器を得た気がして、興奮した。
それから10年。
夢中になったり疎遠になったりを繰り返しながら、写真機は今も、私の手元にある。10年来の古女房だ。そう、私の家には、家内が二人いるのである。
しかも写真機という女房は、かなりな浪費家である。もう一人のカミさんが嫉妬しない筈がない。レンズの買い替え、OH、フィルム代、現像代。私が写真機に金を貢ぐたびに、カミさんの嫉妬メーターが上昇するのを感じる。申し訳ないと思いながら、私はせっせと、写真機とデートに出かけるのである。

嫉妬が女の職業
嫉妬されるうちが華

私はそこに、新しい格言を付け加えたい。

女は写真機にも嫉妬する

と。
10年前の私。私が構えているカメラはPentax SP。

2 コメント:

  1. いつ見てもこの写真かっこいいですね。初めて見た時、同じ日に同じカメラを持っていても私には撮れない写真だと思いました。それまで見たり感じてきたものが出るって、写真のすごい部分ですね。絵よりも写真の方が顕著だと思うんです…。ブログの更新楽しみにしてます!さっそく読者に登録しました^^

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  2. ミワさん、初コメントありがとうございます!どうも古本屋のブログでは、写真のことが書きづらいので、写真家としてのブログを始めてしまいました(^ ^
    自分は写真しか撮れませんが、絵で自分を表現できる人は尊敬に値すると常々思っています。

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